虎網??

先日、業界紙(漁業・水産加工)に目を通していると虎網なる新漁法の記事が掲載されていました。東シナ海、台湾がその発祥らしく、近年問題になっている衰退日本水産業の起死回生の特効薬的漁法とのこと。中国、台湾、韓国と現在その漁法で漁獲しているとのことです。南方暖流系回遊魚の最北寄港地、旅館で言うなら奥の客室、北海道の漁師としては玄関正門・フロントでのお客様への応対がとっても気になるところ・・・・。

この虎網なる漁法、よーくその全体図をみると、巻き網とトロール網を合体したような型をしていて、サイズをみるとかなりの大型、我々の定置網も負かす位の規模になっています。さてさて、記事を読み続けると、同規模の既存の巻網と比して、漁具費、漁労員の数が半分以下で収まり、一回の操業(漁獲)時間が大幅に短縮され、結果操業回数が増え、5倍~10倍の水揚げが可能とのこと、これが起死回生の特効薬たる所以でしょう。瀕死状態に近い沿岸漁業にはこの上ない恐怖ですが・・・・・。

現在日本の水産業の建て直しに「儲かる漁業」と銘打って、国の手厚い助成保護のもと色々な改革が行なわれています。何時もブログを読んで戴いている大切な野村水産のお客様の中にも、IQ、ITQ、TAC のことを多少はご存じの方もおられるでしょう。簡単に言えばTACとはサバとかイワシとかス助宗タラとか、それぞれの魚種が資源が将来に渡って枯渇することが無いように、漁業が持続可能な職種であり続ける為に年間の捕獲数量(漁獲量)を決める仕組みです。IQ、ITQはそのTACによって決められた数量を漁業者ごとに割振りし、その割振りされた自分の分を売ったり他の分を買ったり出来る仕組みのことです。

さーて、ここからは沿岸定置網漁師の呟きです。                  

最近どうも太平洋銀行と日本海金庫の融資状況が目まぐるしく七変化・・・・・
融資の資金が不足しているのか、総体の融資枠だけは、まだそれ程変化がありませんが、磯次郎商店に対する融資枠がともすると縮小しかねない状況。(株)沖太郎商事にはどんどん優遇増枠なんてあったものならもう大変です。

「耳無し芳一」で有名な「琵琶法師」が琵琶の音とともに語る平家物語冒頭の一節

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。・・・・・・・・・・・」。悲痛な、物悲しい、恐怖までも覚える法師の語り。

「弱者必滅」のこの時代を一生懸命我家臣、従業員とともに乗り切らねば・・・・・・。

ちょっと陰気臭い話に成って来ましたね。
今回はこの辺で・・・・・。

今度は店の商品の宣伝?いやいや、今度は畑違いで、私には似ても似つかない??音楽などの芸術話でもしましょうかね。

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この記事へのコメント

あい
2011年03月08日 22:05
札幌のくじら亭で美味しいお酒いただきました!( ´ ▽ ` )ノ
ごちうさまでした!また函館でお会いできたら嬉しいです(^-^)/

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